『あらびき団』(TBS)出演を機に、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのハリウッドザコシショウ。彼は、吉本興業、ワタナベエンターテインメント、そして現在のソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)と、3つのお笑い事務所を渡り歩いてきた苦労人だという。そこで、これまでの経験を元に、お笑い事務所のそれぞれの特色を語ってもらった。 ──92年にG☆MENS(お笑いコンビ)としてデビューして以来、吉本興業に8年間在籍。その後、ワタナベエンターテインメント(以下、ナベプロ)に移籍してますよね。まず吉本をやめた理由は? 【ハリウッドザコシショウ(以下、ハ)】 当時、僕らが出ていた「心斎橋二丁目劇場」が閉鎖して、新設された「baseよしもと」が若手芸人の拠点となったんです。そこは出演する芸人を4段階にランク分けていたんですが、なんと僕らは最下位になってしまったんです(笑)。それで、自分たちのようなハミ出し者はオー