熊倉 一雄(くまくら かずお、1927年〈昭和2年〉1月30日[1][7][2][8] - 2015年〈平成27年〉10月12日[5][9][8][7])は、日本の俳優、声優、演出家。テアトル・エコー所属で[6][2]、生涯に渡って代表取締役演劇担当を務めていた。 東京府東京市麻布区(現・東京都港区)三ノ橋出身[3][4]。父は工作機械のセールスマン[3]。母方の祖父は傘の会社の技師長[3]。青山で1年ほど暮らして、5歳の時、一家は下町、東京府東京市京橋区入船町(現:東京都中央区入船)[注釈 1]に越して父の両親と同居[3]。この町で小学校時代を送っていたが、元々虚弱体質であり、小学2年生の時に肋膜炎を罹り3ヶ月ほど自宅療養し、本ばかり読んでいた[3][4][8][10]。将来は発明家になりたいと考えており、エジソンが好きだった[3][8]。旧制東京府立第八中学校(現・東京都立小山台高等学