高 史明(コ・サミョン、こう しめい、朝: 고사명, 1932年1月17日 - 2023年7月15日)は、在日朝鮮人二世[2]の小説家。本名は金天三(キム・チョンサム, 朝: 김천삼)。 経歴[編集] 1932年、山口県下関市に生まれる。3歳にして母と死別し、石炭仲仕であった父に育てられる。高等小学校中退後、職を転々とする。その中で、朝鮮が日本の植民地であったことが、差別と貧困につながっていることに気づき、政治活動に参加する[3]。 1971年、初の著作『夜がときの歩みを暗くするとき』を上梓する。1975年、『生きることの意味』で日本児童文学者協会賞、産経児童出版文化賞を受賞するが、同年、一人息子の岡真史が12歳で自殺した[4]。その遺稿詩集『ぼくは12歳』を妻の岡百合子との編纂で刊行、1979年にNHKでテレビドラマ化された。その後、親鸞と『歎異抄』の教えに帰依し、著作のほか、各地で講話
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