KADOKAWAは3月31日、女性向けポータルサイト「魔法のiらんど」のホームページやブログなどの一部機能を終了する。理由は「もっと創作しやすい場にするため」で、今後は小説の投稿に特化したサービスとして運営する。各機能の終了を含むサイトのリニューアル作業は23日から進めており、31日中に完了する予定だ。 魔法のiらんどは、NTTドコモの「iモード」と同じ1999年にスタート。ユーザーが自身のホームページを無料で作成し、友人や他のユーザーと交流できる機能が“ガラケー世代”の中高生に支持された。ホームページ上のアクセスカウンターで「キリ番」(切りのいい番号)を踏んだ人が、サイトの作成者に報告したり、掲示板に記念のコメントを書き込んだりする文化も定着した。 2005年に連載された「恋空」が大ヒット作となるなど、小説を投稿できるサービスも話題を呼んだ。スマートフォンが普及した今も10代の女性から根