今日の記事はどうしても色んな作品の緩いネタバレを含んでしまうので、御容赦下さい。なるべく最近の作品については触れないようにして、10~20年前に完結した漫画を中心に例に出していこうと思います。 バトル漫画の「弱い敵から順番に出て来る」問題の克服法の考察 (アニメな日々、漫画な月日さん) バトル漫画における「敵をどう用意するのか」問題という記事を書いた際に、「バトル漫画はどうして弱い敵から順に戦うのか」という話題が出てきました。コメント欄でも指摘されましたし、ニュースサイトさんでも指摘されましたし、こんな風に記事にして書いてくださる方もいました。 なので、この記事で書いてもらっていることと重なることも多いのですが、一応自分の考えを書いておこうかなと思います。 「バトル漫画は弱い敵から順に戦う」という考え自体が勘違いだと思います。 『ダイの大冒険』は初っ端にいきなりハドラーと戦っていますし、中
「タダ飯の時代は終わった」(The free lunch is over.)とHerb Sutterは宣言した。 タダ飯というのは、コンピューターの性能向上にかかる期間があまりに短かった時代を表す言葉だ。一昔前は、コンピューターの性能が倍々に上がっていくので、今、コンピューターの性能が足りないために使えないソフトウェアでも、来年辺りには使えるようになっていたのだ。つまり、プログラマーは苦労せずしてタダ飯をかっ食らうことができるのだ。どうせ1年か2年待てば、パフォーマンスは問題にならなくなるのだ。今ソフトウェアを最適化する意味がない。 一昔前、我々はタダ飯を享受していた。集積回路の密度が9ヶ月、ないしは1年、そして1.5年で倍になり、回路を駆動させるクロック周波数も倍になっていくのだから、実質、1年ぐらいで、コンピューターの性能は倍になるのだ。すると、2年後には4倍に、3年後には8倍になって
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