概要 PCI Express 3.0(PCI Express Gen3)とは、パソコンの本体と周辺機器などの間の接続に用いられるPCI Expressの第3世代(Generation 3)規格。PCI Express 2.0の後継仕様で、2010年11月に業界団体のPCI-SIGが発表した。 以前の規格と同様に、4本の信号線を制御して双方向の通信を行う「レーン」(lane)という伝送路を最小単位とする。複数のレーンで並列に信号を伝送することで高速化でき、1レーン構成を「1x」、2レーンを「2x」のように表記する。同様に4x、8x、16xなどがあり、最高で32レーン(32x)まで用意されている。 1レーンあたりの信号レベルの物理的な伝送速度は片方向8Gbps(ギガビット毎秒)、双方向16Gbps(GT/sとも表記される)である。この伝送路を用いて、伝送データ128ビットごとに2ビットの誤り訂