単品訴求のスタイリッシュなテレビCM 80年代のDCブランドは、ファッション雑誌との連携を強めることで、消費者への情報発信を行った。その後のアパレル業界もそれに倣っている。テレビは、視聴者のターゲットを絞れないので、ファッションには向いていないと思われていたのだ。 ユニクロは、ファッション雑誌というメディアとの相性が良くなかった。明確なターゲット設定をせず、ベーシックなアイテムをエイジレスで展開していたからだ。 ユニクロが採用したのは、一つのデザインに絞ったテレビCMだった。当時、テレビCMを多用していたのは量販店企業だった。量販店の発想は、高額な費用を掛けるのだから、一つでも多くの商品を見せたいというものだった。様々なアパレル製品を来た複数のモデルが歩いているようなCMだ。 ユニクロは、量販店とは正反対の手法を採用した。フリースなら、フリースの商品だけを取り上げ、スタイリッシュな映像を作
![ユニクロが「安いけどダサい」から脱却できた“常識破りの戦略” - ページ 3 / 3 - まぐまぐニュース!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0ed668c5b632e2622ae47bc68f32edd4ec3ef644/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.mag2.com%2Fp%2Fnews%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F03%2Fshutterstock_205213660.jpg)