であって、これと実効消費電力差から、効率はグラフ24の様に算出される。 グラフ24 妙にRyzen Threadripper 3990Xの効率が良い様に見えるが、これはTDP枠が280Wに固定された事と関係する。ラフに言うのなら、Ryzen Threadripper 3970Xは32core/280Wだからコアあたり8.8W弱、対してRyzen Threadripper 3990Xは4.4W弱で動くことになる。こうなると、当然Ryzen Threadripper 3990Xは動作周波数をある程度落として動作することになるが、半導体の特性として消費電力を半分に落としても動作周波数は半分にはならず、7割とか8割をキープできるから、その分効率が良くなる計算だ。 グラフ25 グラフ25の結果から見ると、恐らくRyzen Threadripper 3990Xは、Ryzen Threadripper