前回の特徴量のうち,絶対最大長が画素が存在するところを通る最大長であるのか,画素が存在しないところも含めての最大長であるのかについて調査した. Fig1.絶対最大長 Fig1に示すような画像に関して絶対最大長を計測したところ,絶対最大長とは画素が存在しないところも含めた, 対象図形中の任意の2点間を結ぶ最大長であることがわかった. テクスチャ特徴による画像の解析に関して,構造レベルのテクスチャ解析と統計レベルのテクスチャ解析がある. 構造レベルのテクスチャ解析においては,画像の中から直線や,点などの,テクスチャを構成する基本的な要素を抽出し, それらの配列規則を特徴として求める方法である.この方法では,ターゲットとする画像が構成要素が明確な人工テクスチャに対しては有効である. 統計レベルのテクスチャ解析では,画素の濃度に着目して,その一様性,方向性,コントラスト変化などの画像の性質を表す特