2013年7月10日のブックマーク (3件)

  • 『学歴社会のロ-カル・トラック: 地方からの大学進学 (世界思想ゼミナール)』(吉川徹)の感想(10レビュー) - ブクログ

    「大衆教育社会における地方青年の群像(をメゾレベルで描く)」そのものズバリの内容で、ドラマ「白線流し」を思わせる内容。実在の人物が多数登場し、非常にリアリティーがある。(城下町松に比べるとかなり田舎の島根の山村の横田高校卒業生のその後だが) 自分は都会しか知らないし、地方の人は都会に出てくるもので、地方よりは都会の方がいいのかな?という漠然としたイメージはあったんだが、それらのイメージを払拭する内容で、書を読んで「都市と地方はどっちが幸せなんだろう?」ってちょっとわからなくなった。地方でそこそこ優秀だったらそのまま地元の国立大に行って、地元の公的職業につくってのはひとつの安定的なエリートコースであり、ヘタに都会なんかに出て苦労するよりも全然いいんじゃないの?って感じはする。選択肢やチャンスが多ければいいってものでもないし、都会の生活がそんなに幸福だとも思わないし、データとして都会に出た

    『学歴社会のロ-カル・トラック: 地方からの大学進学 (世界思想ゼミナール)』(吉川徹)の感想(10レビュー) - ブクログ
    mnyo
    mnyo 2013/07/10
    【本棚登録】『学歴社会のローカル・トラック―地方からの大学進学 (SEKAISHISO SEMINAR)』吉川 徹
  • 『インタビューの社会学: ライフストーリーの聞き方』(桜井厚)の感想(13レビュー) - ブクログ

    ライフストーリー研究の第一人者が自身の体験談を交えながら語る、インタビューの方法論。現象学的社会学やエスノメソドロジーを援用しながら、インタビューを社会関係と捉え、ライフストーリーをインタビュアーとインタビュイーとの共同構築として考えていく。この立場自体は現在では珍しくもないが、その著者が「対話的構築主義」アプローチと呼ぶインタビュー法に対する洞察の深さに目を見張らせられる。それは、流行の単なる構築主義「ごっこ」ではなく、長年被差別部落などのインタビュー調査に携わり、問題を直に肌で感じ、考えたことをストレートに詰め込んだからではないだろうか。迷いを迷いのまま隠さずに書いていることにも、誠実さを感じる。実際にフィールドワークをした事のあるものならば、このを読むと、著者と一緒に悩み考えているような錯覚に陥るだろう。著者がたどり着いた、単なる「調査」としてではなく、一種の「運動」、共同作業とし

    『インタビューの社会学: ライフストーリーの聞き方』(桜井厚)の感想(13レビュー) - ブクログ
    mnyo
    mnyo 2013/07/10
    【本棚登録】『インタビューの社会学―ライフストーリーの聞き方』桜井 厚
  • 『ライフストーリー・インタビュー: 質的研究入門』(桜井 厚)の感想(9レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 書は、人生や過去の出来事の経験をインタビューすることによって人びとのアイデンティティや生活世界、さらにローカルな文化や社会を理解するための社会調査の手引き書である。

    『ライフストーリー・インタビュー: 質的研究入門』(桜井 厚)の感想(9レビュー) - ブクログ
    mnyo
    mnyo 2013/07/10
    【本棚登録】『ライフストーリー・インタビュー―質的研究入門』桜井 厚