60の取り組み、削減量紹介 温暖化の要因となる二酸化炭素(CO2)の排出を家庭でも減らしてもらおうと、県は「家庭のCO2削減ハンドブック」を作成した。日常生活の中でできる取り組みと、その結果減らせる二酸化炭素の量を分かりやすく紹介しており、「省エネだけでなく、家計の節約にもつながる」と活用を求めている。 ハンドブックは、「リビング」「キッチン」「浴室」など生活の中の九つの場面を設定し、二酸化炭素を減らすための約60の取り組み例を載せている。「暖房」の場面では、電気カーペットを「強」から「中」に調節するだけで、二酸化炭素を1か月あたり13キロ・グラム削減でき、電気も33キロ・ワット・アワー(755円分)の節約になるという。 「環境家計簿」も付いており、月ごとに電気、ガス、ガソリンなどの消費量を記入して二酸化炭素の排出量を計算できる。各市町村や県温暖化対策課などで配布している。 3月14日には
読売新聞社の年間連続調査「日本人」によると、「戦後日本の経済発展は、日本人の高い教育水準に支えられてきた」と思う人は79%に達し、大多数が戦後の教育が果たしてきた役割に一定の評価を与えていることがわかった。 一方で、「今の学校教育に不満だ」という人は64%に上り、教育の現状には強い危機感を抱いていることも浮かび上がった。 調査は「教育観」をテーマとして、6~7日に面接方式で行った。 日本の教育については、「教育を受ける機会を平等に保証してきた」と思う人が70%、「基礎的な学力を身につけさせてきた」と思う人が69%に上った。ただ、「子供一人ひとりの才能や個性を伸ばしてきた」と思う人は28%で、そう思わない人が67%と大きく上回った。「社会の中で暮らしていく上でのルールを身につけさせてきた」と思う人は42%、そう思わない人は55%だった。 学校教育の現状については、質問を始めた1984年以降、
12日午後、日中関連イベントであいさつした首相は、「これだけ『はんざつ』に両首脳が往来したのは例がない」「(四川大地震は)『みぞうゆう』の自然災害」などと語った。手元に用意した原稿にはそれぞれ「頻繁(ひんぱん)」「未曽有(みぞう)」と書かれており、誤読だったようだ。 7日の参院本会議でも、植民地支配と侵略への反省を表明した村山首相談話を「ふしゅう」すると表明した。首相は「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」と読む間違いを国会で何度も繰り返しており、12日の衆院内閣委員会では、質問に立った民主党議員が首相に近い甘利行政改革相に、「首相が日本語を正しく発音しないのも何ですから、『とうしゅう』と読むんだと伝えてほしい」と苦言を呈する場面もあった。 ◇ 秘書官らに指摘を受けた首相は、「おれ、そんな風に言っているかなあ」とこぼしたといい、自覚はあまりないようだ。 12日夜も、間違いの多さを指摘した記者
迷惑メール(スパム)送信をすべて禁止する法律が誕生しようとしている。総務省の研究会が、受信者の承諾なしに広告・宣伝メールを送ることを禁止する中間報告案をまとめた。経済産業省でも同様の法律改正を検討しており、2008年には「迷惑メール送信=違法」になる可能性が高い(テクニカルライター・三上洋)。 今までの迷惑メール規制は有名無実 法律での迷惑メール規制は2002年からスタートしており、その後も規制強化のために何度か改正されている。しかしご存知のように迷惑メールは増えるばかり。総務省の特定電子メール送信適正化法で摘発されたのは、今までにわずか3件しかない(読売新聞10月17日朝刊による)。実質的な効果はゼロに近かった。 法律の効果がゼロだった理由はいくつかあるが、最も大きいのは送信自体を禁止していないことにあった。無差別に送る宣伝メールであっても、タイトルに「未承諾広告※」を付け、受信拒否のし
「迷惑どこまで我慢」 医師や看護師が患者による暴力や暴言に悩んでいる問題で、度を越した場合に医療機関が診療を拒もうとしても、医師法で診療義務を課されているため、断念するケースが出ていることが分かった。 病院からは「毅然(きぜん)とした対応が取りにくい」という声が上がるが、厚生労働省は患者のモラルを理由とした診療拒否に慎重な姿勢を崩しておらず、法律専門家の見方も分かれている。 「診察治療の求めがあった場合、医師は正当な理由がなければ拒んではならない」。医師法では診療義務をそう規定している。「正当な理由」とは、医師が病気の場合などに限られるというのが、厚労省のこれまでの見解だった。 診療義務が争点となった裁判では、1997年に入院患者の退院を求めた病院側の請求が退けられたケースがある。 裁判所は「患者やその家族が看護師に包丁を見せたり、ナースコールを1日80回以上も鳴らしたりして、病院の業務を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く