Jリーグ、来季から国内移籍金完全撤廃へ Jリーグは10年シーズンからFIFAの規定にのっとり、国内移籍に伴う移籍金を完全撤廃することが決定的となった。これで、選手は契約満了の6カ月前から他クラブとの交渉が可能になる見通し。統一契約書の改定は日本協会の承諾が必要なため、6月の日本協会評議員会などを経て正式に決定する。 移籍金撤廃に関しては、Jリーグ選手協会(藤田俊哉会長)からの強い要請を受け、Jリーグが昨年12月から検討。2月26日の選手契約担当者会議では既に各クラブに対し制度改正に踏み切ることを通達している。ただ、Jリーグの羽生英之事務局長は「方向性は出ているが詳細は固まっていない」としており、A、B、Cに区分されているプロ選手の契約体系の変更なども含め、6月までに協議を重ねることになる。 移籍金が撤廃されると移籍が活発化するため、主力選手の年俸高騰や、資金の潤沢なビッグクラブに
大卒Jリーガー急増、資金不足で即戦力に人気?2009年3月6日10時53分 7日開幕のJリーグは、新加盟の3チームを加えてJ1、J2ともに18チームとなり、大学出の新加入選手が計65人と急増した。 日本協会、Jリーグなどの関係者が集まって若手強化策を検討するプロジェクト「JUMP(ジャンプ)」に提出された資料によると、大学出の新加入は03年は24人だったが、05年から毎年少しずつ増加し今季は最多を更新。出身校ではJFLに参加している流通経大の11人が最多だ。 JUMPメンバーでガ大阪時代に育成で成果を残したJリーグ技術委員会の上野山信行委員長は、「コーチの質や施設、プレーレベルなど環境はプロが上だが、大学はプロより試合経験を積みやすい面がある。それで大学で伸びた選手をとるクラブが増えているのかも」と話す。 高校卒業後にプロ入りした有望選手が、出場機会をつかめず伸び悩む現象をJUMPは問題視
Jリーグの鬼武健二チェアマン(69)が、各クラブの非公開練習が増えていることに苦言を呈した。17年目を迎えるJリーグの開幕が2日後に迫った5日、浦和や千葉などJ1の18クラブ中11クラブが練習を非公開で行った。この現状について鬼武チェアマンは都内のJリーグ事務局で「(各クラブに)サービス精神がない」と話し、各クラブの代表者が集まる10、11日の実行委員会で、非公開練習を極力避けるように指導する意向を示した。 Jリーグ各クラブの非公開練習が増加している現状に鬼武チェアマンが不快感を示した。Jリーグは2月27日のJ監督会議で、各クラブに対して練習を含め、情報を積極的に公開するよう求めた。しかし、この日はJ1の半数以上のクラブが練習を公開しないなど、その要請に逆行するような動きが出ている。 鬼武チェアマン サービス精神がない。監督会議では「非公開」という言葉こそ使わなかったけど、話の流れで認識し
Jリーグ、胸スポンサーなしが4チームも 不況と内規の板挟み (1/3ページ) 2009.3.5 21:51 7日に開幕するサッカーJリーグで、ユニホームの胸スポンサーがいまだに決まっていないチームが目立っている。昨年からの経済不況を反映する象徴的な現象といえるが、掲出できるロゴに制約があるなど「出したくても出せない」複雑な事情もからんでいる。(森本利優) 先月27日に開かれたJリーグ開幕前会見。計36クラブの選手がユニホーム姿で勢ぞろいする中、1部(J1)の山形と大分、2部(J2)の東京V、岐阜、福岡の計5クラブのユニホームの胸には、何のロゴマークもついていなかった。 山形は7日の開幕戦に間に合うが、残る4クラブはこのまま開幕を迎えるのが確実な情勢だ。 岐阜と福岡は昨季も胸スポンサーなしで1季を戦った。「県内に大きな企業がなく、大口スポンサーがなかなか見つからない」(岐阜)うえ、おりから
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