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ブックマーク / call-of-history.com (2)

  • 遂に完結『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』(大西巷一作)1~12巻感想

    『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』(大西巷一作)は十五世紀のボヘミアで起きた宗教戦争「フス戦争(1419年-1434年)」を描いた中世ヨーロッパ歴史漫画で、2019年6月12日発売のコミックス12巻で完結しました。 フス戦争は、ローマ教会の世俗化を厳しく批判していたプラハ大学総長ヤン・フスが1415年異端として処刑されたことに対して、フスの信奉者たち=フス派が蜂起して始まった宗教戦争で、フス派内の急進派ターボル派を率いたヤン・ジシュカが貧しい農民たちを組織し、当時はまだ一般的ではなかった銃火器を駆使して騎士たちの大軍を次々と撃破した火器戦術の革新をもたらした戦争として位置付けられます。また、フス派内の諸派の合従連衡と葛藤、ボヘミアの貴族たちと神聖ローマ皇帝ジギスムントとの対立、帝国諸侯の権力闘争、ローマ教会の権威の失墜など多様な要因が重なり合って、宗教戦争の枠を超えた国際戦争の様相を呈

    遂に完結『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』(大西巷一作)1~12巻感想
  • なぜお相撲さんといえば「どすこい」なのか?

    相撲甚句とは何か相撲甚句は地方の神前相撲やお祭りの相撲大会から大相撲まで、その開催時に唄われる甚句(七七七五調の俗謡の一種)で「一つ拍子」と「三つ拍子」があり、地方の神社などで行われる祭礼では唄にあわせて踊り(相撲踊り)が行われるのが普通である。 相撲甚句の動画 「甚句」とは何かその発生には諸説あるが、有力なのは十八世紀初頭、安永から享保にかけての時期(1704~36)に関西地方で流行した「兵庫口説」のなかの長崎の呉服商ゑびや甚九郎の物語をうたった「ゑびや甚九」という叙事歌謡が「甚九郎節」として瀬戸内海沿岸から日海沿岸に広まり、やがて北前船の船乗りを通じて東北から日全国に広まるなかで、盆踊り唄の一種としての「甚句」へと発展したという。(山田P106-107)「口説(くどき)」は同じことを”くどい”ほど繰り返す意味で、短い節回しに歌曲の一節を何度も繰り返して唄われる。要するに十八世紀の流

    mobile_neko
    mobile_neko 2014/02/21
    モンゴル相撲最強の力士「ドスコイカーン」が由来と言う説を、民明書房の本で見かけたな。
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