概要 今までiOSにおけるアプリ内課金処理のユニットテストはとても書きづらく、もし書く場合は実際にApp Storeへの通信をしなければいけないと思います。 またアプリ内課金の実装を始めるまでに時間がかかったり(AppStore Connectでの様々な準備があるため)、サンドボックス環境での購入処理を実行してしまうと再度購入処理のテストを行うまでのインターバルが発生したり、アプリ内課金の実装のしづらさを感じていました。 しかしXcode12から導入された新機能によって様々な問題が解消されました。 今回はXcode12で導入された新機能と、アプリ内課金処理のユニットテストを書くためのStoreKit Testというフレームワークについて紹介していきます。 StoreKit Configuration Xcode12からアプリ内購入に関することについて、Xcode内で様々な設定を行えるように