2016年10月11日に火曜夜10時の連ドラとしてTBS系でスタートした『逃げるは恥だが役に立つ』は、初回視聴率(ビデオリサーチ調べ・関東地区)10.2%。この数字は、2014年4月期に始まったTBS同枠の連ドラで初の二桁発進という快挙だったが、それは序章に過ぎなかった。以降、視聴率は一度も下がることなく上昇し続け、最終話の第11話は20.8%と、同枠の史上最高視聴率を記録した。 「逃げ恥」の愛称で社会的な現象にもなったこのドラマのプロデューサーに、ドラマのコンテンツ制作とプロモーションのポイント、そしてテレビドラマというエンターテインメントに対する想いを聞いた。