金融、教育、広告……あらゆるものにテクノロジーが掛け合わさり、革新が生まれる昨今。誰もが期待し、また必要とする領域でもある「医療」や「ヘルスケア」でもその潮流は起きている。それら“Healtech”に関する取り組みは、AMPでも医療物資をドローンで輸送したり、AIを活用してがん診断をしたりと、さまざまにピックアップしてきた。 この日本でも、その流れは加速の兆しを見せる。高齢者が多い(またさらに多くなる)先進国として、医療費を抑えながら効率的に医療を提供すべく医療・ヘルスケア領域でのイノベーションが期待されており、各種の規制緩和とともに新しい技術を用いたサービスが産声を挙げ始めている。その最中、2017年12月5日・6日にかけて、ヘルステックのカンファレンスである「Health 2.0 Asia – Japan 2017」が開催される。 今回のカンファレンスで統括ディレクターを務める上田悠理