薬局にいるカエルは、ぼくではありません――。1960年代にブームを巻き起こしたカエルのキャラクター「ケロヨン」が、自身にまつわる誤解が世に広まっているとして、ツイッターで注意を呼び掛けた。 こうした訴えを受け、ネット上には「別なんだ」「誤解してた...」などと驚くユーザーが続出。そもそも、なぜ「薬局のカエル」との混同される事態となったのか。「本家」ケロヨンが明かした、その理由とは...。 「ケロヨンは、ぼくのこと!」 ケロヨンは、影絵作家の藤城清治氏(94)が生み出した着ぐるみキャラ。66~70年放送のテレビ番組「木馬座アワー」(日テレ系)に登場し、「ケロヨーン」「バハハ~イ!」などの口癖が話題に。映画やオリジナルソングも作られるなど、国民的キャラとして人気を集めた。 それから約50年。一時は表舞台から姿を消していたケロヨンだが、生みの親・藤城氏の作品を展示する「藤城清治美術館」(栃木県)