10日朝、仙台市泉区で川沿いを散歩していた83歳の男性がクマに襲われ、頭や顔をひっかかれるなどのけがをしました。 警察によりますと、クマは体長1メートルほどで、対岸から川を渡ってきたということで、男性は持っていたつえで抵抗して逃げましたが、頭や顔をひっかかれたほか、右足をかまれるけがをして病院で手当てを受けました。 男性は病院から帰宅後に取材に応じ、「クマにやられると思い、つえでたたいたがクマはひるまなかった。以前からたびたび出ているが、家の近くまで来るとは思わなかった」と話していました。 現場は仙台駅から北西におよそ12キロ離れた田園地帯で周辺には小学校や中学校があり、付近では今月に入りクマが相次いで目撃されていました。 宮城県によりますと、この時期、クマの行動が冬眠を前に活発になるのに加え、ことしの秋は東北各地でブナの実が凶作になると予想されているということで、警察と宮城県はクマが人里
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