データで読み解くニッポン 今の日本の姿はデータから読み解ける――。そのコンセプトの下、この連載では様々なデータから日本の今を探ります。 バックナンバー一覧 今年も10月に入り、いよいよ秋本番。それが終わればあっという間に年末だ。私は仕事の行き帰りによく書店に立ち寄るが、この時期の風物詩ともいえるのが、棚にずらりと並べられた手帳。もうしばらくすると1月始まりの手帳の熾烈な販売競争が始まる。「本が売れない」といわれる時代、文具に力を入れる書店も多く、行きつけの本屋も、入り口近くの一番いい棚がすべて手帳で埋め尽くされる。 並べられた色とりどりの手帳が目に入ると、ついつい吸い寄せられてしまい、飽きもせず30分ぐらいは「ふーん」「へー」と見比べるのが、私のくせになっている。「まあ、まだ買わなくていいか。次来たときにしよう」と考えて、何度か同じことを繰り返し、最終的には最低限予定が書き込めればいいやと
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