平成24年、飯田工業高校の課題研究にて、機械科8名で気象観測用の風船にスマートフォンやビデオカメラ2台等を載せた発泡スチロール容器を吊り下げ、成層圏からの撮影を試みました。 基本的には気象観測用気球のラジオゾンデの構造を参考にしました。当時はラジオゾンデ飛行予測が前日に発表されていたため、それをもとに放球場所を決め、同時刻に放球すれば飛行方向や飛行距離をトレースできると考えました。 確実にパラシュートが開くようにするための機構もラジオゾンデの文献を参考に試行錯誤し、落下速度の調整とともに、屋上からの落下実験を繰返しました。 飛行空域を管轄する空港事務所への自由気球通報を行いました。この通報により、自由気球近くを飛行する航空機に対して、安全運航のために運行情報官が周辺航空機に気球がいる情報を伝えてくれるそうです。事前の提出でしたが、放球当日の風向きが分からないため、数パターン用意
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