受動喫煙の防止策として、室内全面禁煙を目指す厚労省側とそれに反発する自民たばこ議連が争っています。本件に関しTwitter上でも、なかなか面白いディスカッションがおきています。 室内禁煙による受動喫煙対策は「科学的根拠(エビデンス)」に基づくものであり、国際的なスタンダードとなっているため実施すべきであるとする(私自身を含めた)公衆衛生・医療関係者らの主張に対して、経済学者・統計学者の方々から辛辣なご批判が届いています。 指摘されている内容を読んでみると、たしかに言っていることに一理ある。というか指摘はおおむね”正しい”のです。やはり経済学者はデータ分析に厳しい。とても素晴らしいことだと思いますし、私も彼らを尊敬し、そのようになりたいと日々思って勉強しています。しかし今回の件に関する批判はごもっともとして、あたかも「室内禁煙は支持するデータは全くのデタラメで信用ならん。やはり禁煙なんてすべ
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