しかも、いままで歩いてきた道が道だから、 そういう展開を信じていいんだかどうなんだか、 いろんな意味で不安になるんですよね。 こう、いつのまにか、深い道へ入ってるんですよ。 あの感じが『MOTHER』にしかない。 そうなればいいなぁと思ってつくっていたから、 うれしいです。 自分のつくったものだけど、 あらためて見ると、嫉妬しますね(笑)。 で、同時に、「二度とできない」っていう恐怖がある。 だけど、そのいっぽうで、ファイトも湧くんですよね。 読んでいる人は、なんのこと言ってるのか わかんないかもしれないけど、 それを実感できるっていうのがゲームのよさですよ。 もうね、ギーグのセリフとかね、 作ってて、苦しくてさ、泣いたもの(笑)。 そういう入れ込み方って、一回性のものだからなぁ。