まず、SSHで安全な通信を確保する手段として、「ユーザ認証」と「通信の暗号化」がある。 【RSAとDSAの違い】 ・相違点1 RSAはこの2つをカバーしているのに対して、DSAは「ユーザ認証」しかカバーしていない。 ・相違点2 暗号強度がRSAのほうが高い。 ・共通点 どちらも公開暗号方式で実現している。 【結論】 現在では、RSAを使うのが主流である。 【余談】 SSHには、SSH1とSSH2の二つが存在し、SSH1は、「RSA公開鍵暗号」を使っていて、SSH2は「DSA公開鍵暗号」を使っていた。だが、RSAの特許が失効したため、SSH2でもRSAを推奨している。SSH2のほうが強力である。