CやFORTRANコンパイラなどの言語処理系の設計・開発に約10年間従事。その後ユーザ系企業でUNIXによるクラサバの設計・開発を主導。同時に企業の内外で人材育成に注力する。現在はオープンソースソフトウェアの普及と教育のため OSS に関する教育事業を企画する傍ら、神戸情報大学院大学で講師として教鞭をとる。「ソフトウェア工学の基礎を勉強してオールラウンド・プレーヤーを目指せ」が技術者育成についての口癖。
PHPのための基礎-ソフトウェア工学としてのPHPプログラミング PHPの基礎ではなく、PHP「のため」の基礎としたのには理由があります。連載「PHP開発プロジェクトの夢と現実(http://www.thinkit.co.jp/free/article/0705/5/1/)」で、PHPは習得しやすいプログラミング言語であることを書きました。また、そのことによる弊害も述べました。 今回の連載では「言語としての」PHPについてはある程度わかっているのだけれど、いまひとつプログラミングに自信が持てないという、初級または中級の方々を主な対象として、プログラミングの基礎を解説します。本連載は、「ソート」に焦点をあててその考え方を具体的に説明していきましょう。 改めてソートとは ソート(sort)とは、ものをある規則に合うように並び替えることです。ここではソートアルゴリズムを考えて、ソートを行う関数を
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