カリー化、遅延評価などScalaの文法総まとめ&今後:スケーラブルで関数型でオブジェクト指向なScala入門(11)(1/3 ページ) 前回のおさらいと今回の内容 前回の記事「Scalaの並行処理とアクター、並列コレクション」では、Scalaが標準で持つ「並行処理ライブラリ」と「並列コレクション」の基本的な使い方を紹介しました。 今年2月から10回に渡ってやってきた「スケーラブルで関数型でオブジェクト指向なScala入門」も、いよいよ今回が最終回です。今回は、いままでの連載で紹介しきれなかった内容や、今後のScalaを紹介します。 第1回記事「EclipseでScalaプログラミングを始めるための基礎」では、Scala標準のREPLとScala IDEで動作を確認してみました。本記事のサンプルコードは、どちらで確認しても問題はありませんが、対話的に実行でき、1文ごとにコードの結果が分かって