タイの携帯電話最大手、AIS(正式社名:アドバンス・インフォサービス パヤタイ区、SET上場)は8日、日本と同じ2GHz帯の周波数を使った3G携帯電話サービスを本格的に開始しました。「AIS 3G 2100MHz」という半ばそのまんまのブランド名で、3G分野での先行を許したtruemoveHやTOTを追いかけます。 AISは3Gサービスの開始以来、2G以来の周波数だった900MHz帯で3Gの電波を出しています(日本ではソフトバンクモバイルが「プラチナバンド」の名前で売っている周波数帯です)。この結果、AndroidやBlackberryでは3Gの周波数帯が異なるdtacやtruemoveHと仕様の違う電話機を発売しなければならなくなり、ローミングやSIMロック解除などで日本から持ち込まれたスマートフォンを使おうとしても、4以降のiPhoneシリーズでないと事実上AIS網で3Gは使えませんで