世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、教団を公然と批判する元信者や信者の元家族に、記者会見中止を求めたり同意なしに自宅を訪問したりといった、「口封じ」とも受け取れる行動を見せている。被害者救済に取り組んできた弁護士は「教団にとって都合の悪い話が広まるのを抑え込むための行為」と批判している。 「突然来たのでびっくりして……。怖かった」 17日の衆院予算委員会を傍聴後、実名で顔も隠さず記者会見した橋田達夫さん(64)は、教団の勅使河原秀行・教会改革推進本部長が高知県の自宅を「アポなし」で訪ねてきた時のことを、そう切り出した。 橋田さんによると、元妻は約30年前からの信者で、約1億円を献金した。元妻とは10年ほど前に離婚したが、不登校になるなどした長男は2年前に36歳で自ら命を絶った。「(教団のせいで)家庭が崩壊した」と訴え、野党が開くヒアリングやメディアを通じて旧統一教会の問題を指摘し続けてき
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