そもそも、脱オタファッションを実践する必要はあるのか。 実際問題として、衣服に金をかけるということは、どこからか資金を捻り出さねばならないということだ。オタを自認する以上、可処分所得の大半はオタ趣味に費やされているはずである。ならば、まずは3ヶ月分のオタ出費を算出することから始めよう。月平均2万のオタ出費なら3ヶ月で6万。そこで、6万の内訳を反芻する。そのすべてにオタクの情熱は傾けられているか?未開封のまま死んでいるゲームはないか?その長編コミックは買い続けるほど面白いか?惰性買いや衝動買いで無駄にした金はないか?ないというなら脱オタファッションの必要はない。趣味に邁進すべきだ。 情熱なき出費がある。むしろ、オタ趣味行為の大半が惰性と化している。本当に好きなものだけに絞れば出費は半分になる。そう思った瞬間から、脱オタファッションへの道は拓かれる。本当に好きな趣味を捨てる必要はない。3ヶ月で