荷物の「受け取り方」を変える ヤマト運輸では、こうした再配達によるドライバーの負荷を、テクノロジによって軽減しようとしている。最も代表的なものが、2016年1月から提供しているLINEアカウントを通じた再配達依頼。ヤマト運輸のLINE公式アカウントとクロネコIDを連携させることで、LINEのメッセージで荷物の届け予定や不在連絡を受け取れる。すでに多くの利用者を獲得しており、友だち数は3月29日時点で693万人におよぶ。 同アカウントには、質問に自動返答する「チャットボット」によって再配達依頼や受取日時の変更ができる会話AI機能も実装されている。画面下の「再配達依頼」のボタンをタップして送り状番号を入力し、候補の日付(「今日」「明日」「それ以降」)や時間帯(「午前中」「14~16時」など)のボタンをタップしていくだけで、1分ほどで再配達依頼が完了するというものだ。 電話での再配達依頼に抵抗が
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