Lesson254 話をしていておもしろい人 話をしていて、おもしろい人と、 なんだか、つまらない人、 いったい何がちがうのだろうか? 私が、いま、話していて、おもしろい、 と感じる人には、共通点がある。 たとえば、私が、Aという問題について、 「どう思う?」と投げかけてみると、 私が、いま話していて、おもしろいと感じる人たちからは、 すぐにポン!と直線的な答えが 返ってくるわけではない。 私の投げかけをじっと受けとめて、 言葉を発するまでに、 独特の「間」がある。 この「間(ま)」、 会話にふっと訪れる静けさが私は好きだ。 気持ちを新たにしながら、 つつしんで、いったいどんな言葉が返ってくるのかを待つ。 どきどきもする。 しばしの沈黙ののち、 最初に発せられることばは、 一見、私の投げかけと距離のあるような、 意外な言葉だ。 これが一段階。 そこから、二段階、三段階…、 場合によっては、
寝る、眠る、寝たい、眠たい。 こんなにたくさんの時間を、 寝たり眠ったりしているのに、 ぼくらは、寝たり眠ったりについて、 ほとんど何も知りません。 何も知らない理由のひとつは、 寝たり眠ったりしているときには、 自分が何をしているのか、 観察する自分も 寝ちゃっているからなんでしょうね。 何も知らなくても、 寝たり眠ったりできますが、 何も知らないままだと、 人は不安になります。 何も知らないままだと、 人は、うそやうわさに惑わされたりします。 だから、不安にならないためには、 ちょっとくらい何かを 知っていたらいいのではないかと、 ぼくは思いました。 ちょっとくらいの大事な何かを、 知っている人にお話が聞けました。 でも、その人たちも、 まだわからないことのほうが多いです、 と言っています。 眠りについて起きて考えるのは、 なかなかむつかしいことなんですねぇ。 それから、ちょっと変わっ
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