シンガポールで、インターネットゲームに興じる子供たち(2006年12月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/ROSLAN RAHMAN 【5月7日 AFP】東アジア都市部の子供たちに近視が多い原因は、勉強やコンピューターゲームや遺伝的なものではなく、屋外で日光を浴びる時間が短いためだとした豪研究チームの論文が4日、英医学専門誌ランセット(Lancet)に掲載された。 日光を浴びると脳内化学物質ドーパミンの放出が促される。このことが、眼球が伸びて目に入った光の焦点が合わなくなることを防ぐと考えられている。 研究を行ったオーストラリア国立大学(Australian National University)のイアン・モーガン(Ian Morgan)教授はAFPの取材に、「明るい光の刺激によるドーパミンの放出が近視を予防していることは明らかだ」と説明した。 若者の10人に9人が近視だというシンガポ
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