漁業の人手不足を解消するための取り組みです。人工知能、AIを活用して水揚げした魚を自動で仕分ける選別システムが開発され、17日青森県八戸港で実証試験が行われました。 【写真を見る】AIが魚種を選別し省力化へ 青森県八戸港で実証試験 魚の種類を自動で選別するシステムは東北大学と企業が連携して開発していて地域ごとに獲れる魚が異なるため全国の港で実証試験をしています。八戸港で17日行われた試験では、サバやアジなどを長さ約16メートルにのぼる装置へ入れていきます。装置のなかではAIが形や模様などをもとに17種類の魚を自動で選別、1分間で最大約200匹を大きさ、種類別に仕分けます。これまで手作業で行っていた仕分け作業の負担軽減に役立つと期待されています。 ※東北大学大学院工学研究科 鹿野満特任教授 「(八戸港は)北日本で有数の漁港ですからここで実証試験を行って、何が問題かというのを最終的にシステムに