こんばんは。 綾小路きみまろさんの『しょせん人生なんて自己申告』。 今日から「努力について」の章に入っていきます。 ・ずっと誰かの「添え物」の人生でした。 きみまろさんの半生を振り返ってみると、この言葉の意味が理解できます。 キャバレーのボーイとして働いていたときに、司会者としてのポジションをつかむ。 でも、キャバレーの司会者は脇役でしかない。主役は、あくまでも演者さん。 もっといえば、演者さんですら主役ではない。お客さんは何のためにキャバレーに来ているのか? 必ずしも演者さんを見るためではありません。お目当ての女性に会いに来ているんですね。 演者には興味がない。どうだっていいと思われているかもしれません。いわんや司会者をや。司会をお目当てに来るお客さんはいないでしょう。 その後「縁」をきっかけに森進一さんの専属司会者になったきみまろさん。 キャバレーの司会者よりはよほど恵まれた環境であっ