あなたの意見を全否定するつもりはないが、ここ6年ほど子育てして分かったことを1つだけ書く。 「あの歳の子供はイヌやネコと一緒。理屈をどれだけ丁寧に言ってもむだで~」 少なくともこれは、真実ではない。子供によっても違うだろうが、我が家ではそうではなかった。 もちろん一度言って聞かせたことを即理解できたわけではないが、子供は私の言ったことを覚えていた。 何度も繰り返して言って聞かせたことが何年後かのあるとき、娘の行動指針として根付いている事を確認できた。 そしてそれは犬猫の躾のようなネガティブな反射ではなく、きちんと「なぜ」という基盤に則ったものだ。 あなたは勘違いをしていると思う。 叱るために子供に手を上げる事は親の精神的負担を伴い、これを避ける事は親としての覚悟が足りない、安易に親の責務を放棄している、とでも言っているように見える。 が、手を上げずに言う事を聞かせるのは、手を上げる事の何倍