だって、会話の重要性は読み書きに比べて断然低かったんだから。バブル以前は外国人と話をする機会なんか、そうそうありゃしません。社会全体がそれで困る状況じゃなかったし。 逆に読み書きはそれなりに必要な可能性があったわけです。少なくとも大学まで行けば最低減、辞書を片手に読める必要はあっただろうし、電話よりも文書でのコミュニケーションがメインだっただろうし。 でも、ここ4半世紀ぐらいで世界の方が大きく変わっちゃいました。直接会ってコミュニケーションするばあい、筆談じゃさすがにまずい。でも、そもそものカリキュラムが読み書きに極振りなので、会話できないのはしょうがないわけです。 以前の英語の授業に対する不満は「使う機会なんかないやん」 最近の英語の授業に対する不満は「会話で役に立たないやん」 目標設定ってむつかしい。