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ブックマーク / nanto.asablo.jp (6)

  • JavaScript で構文解析: Days on the Moon

    C++ の特徴のひとつである演算子オーバーロード、その粋を極めたのが Boost Lambda (無名関数) と Boost Spirit (構文解析) ではないかと思っています。JavaScript では無名関数が使えるので Lambda に関しては間に合っているとも言えますが、Spirit はそうも行きません。JavaScript 2 で演算子オーバーロードがサポートされるのならチャレンジしてみようかななどと思ってそれきりになっていました。 しかし、一部でパーサブームが起こっているというのを受け、Perl 6 Rules をつらつらと眺めているうち、正規表現のメタ文字を使えば文法定義をきれいに書けるのではと思い至りました。そこで実際に JavaScript でパーサジェネレータを作り、Spirit にあやかって Gin (ジン) と名づけてみました。 文法定義 正規表現リテラルを使うこ

  • XPCOM コンポーネントの置換: Days on the Moon

    Firefox Developers Conference Summer 2007 での発表の補足も兼ねて、実際に既存の XPCOM コンポーネントを自作のものに置き換える手順を説明していきたいと思います。ちょうど Mozilla でプログラミング (XUL) スレッドで about:blank を置き換える話が出ていたので、それを題材にとってみましょう。 Firefox で about:foo を表示するとき、内部的にはコントラクト ID が "@mozilla.org/network/protocol/about;1?what=foo" である XPCOM コンポーネントが作成されます。このコンポーネントは nsIAboutModule インターフェースを実装している必要があり、その newChannel メソッドで得られたチャンネルの内容がブラウザに表示されます。チャンネルというのは

  • E4X in Firefox 発表資料: Days on the Moon

    Mozilla Party JP 8.0 に講師として参加させていただきました。以下はプレゼンテーション用のスライドです。 E4X in Firefox (PDF) E4X in Firefox (HTML) OnpenOffice.org 2.0 の Impress を使って作ったのですが、私のノート PC のディスプレイ接続がうまくいかず、お借りしたマシンに入っていた OpenOffice.org 2.1/2.2 ではなぜか実行途中にフリーズするので、PDF にエクスポートしたものを用いました。 また、発表は 25 分の枠だったのですが、最初に練習したときは 1 時間かかってしまい、話す内容をいろいろと削ったものの、結局枠ぎりぎりまで使い切ってしまって、質疑応答の時間をとることができませんでした。もし何か聞きたいことがあったという方がいらっしゃれば、このコメント欄にお願いします。 それ

  • JavaScript でブロックスコープを実現する: Days on the Moon

    JavaScript には基的にブロックスコープというものが存在しない。どうしてもブロックスコープを扱いたいときは function 式を使ったりする。 var a = 10; { var a = 20; print(a); // 20 } print(a); // 20 var a = 10; (function () { var a = 20; print(a); // 20 })(); print(a); // 10 だがやはりブロックスコープがあったほうが便利ということで JavaScript 1.7 では let 式、let 文、let 宣言が導入される。 var a = 10; let (a = 20) { print(a); // 20 } print(a); // 10 しかしこれでは対応するブラウザが Firefox 2 以降などに限られる。ところが、with 文とオブ

  • 文字列と UTF-8 バイト列の相互変換: Days on the Moon

    やっていることは「高度な JavaScript 技集」の「UTF-8 <-> UTF16 変換」と同じ。 function toUTF8Octets(string) { return unescape(encodeURIComponent(string)); } function fromUTF8Octets(octets) { return decodeURIComponent(escape(octets)); } encodeURIComponent は encodeURI でもいい (むしろそのほうが処理する文字種が減って速くなりそう) が、decodeURIComponent は decodeURI にすると一部の文字 ("?"、"#" など) がデコードされなくなる。 使いどころ Base64 エンコードする関数 (「高度な JavaScript 技集」の base64encod

  • JavaScriptでXPCOMを作る: Days on the Moon

    FirefoxのUIはXULとJavaScriptで構成されていますが、JavaScriptの組み込みオブジェクトだけではファイル操作やウィンドウ操作などができません。そこで登場するのがXPCOM、これを用いることでOSに絡んだ操作やRDFの操作などが行えるようになります。 Firefoxに付随するXPCOMコンポーネントの多くはC++でかかれ、プラットフォーム別にコンパイル作業などが必要なのですが、XPCOMはJavaScriptを用いて作ることもでき、これならOSにあわせてコンパイルする必要はありません。そこでここでは実際にJavaScriptでXPCOMを作ってみることにします。 今回作成するXPCOMコンポーネント(nntPerson)は人物をあらわすもので、年齢を示すageプロパティと年齢を言うsayメソッドを持つものとします。また、以下ではWindowsで作成することを前提とし

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