PostgreSQLのチューニング技法 - しくみを知って賢く使う PostgreSQL Tuning Technique - Let's use PostgreSQL effectively, finding out its internals PostgreSQL Conference 2009 Japan 2009.11.21 PostgreSQLしくみ分科会 PostgreSQL Mechanism Research Working Group 笠原 辰仁. 坂田 哲夫. 桑村 潤. Tatsuhito Kasahara. Tetsuo Sakata. Jun Kuwamura. welcome ! 今日は、PostgreSQLのパラメータについて、しくみを 交えながら解説します 各パラメータの働きのしくみと、設定方針を解説します また、パラメータ依存で引き起こされる問題とその
shared_buffers(整数)データベースサーバが使用する共有メモリバッファのために使用するメモリ量を設定します。 デフォルトは典型的には32メガバイト(32MB)ですが、使用するカーネルの設定が(initdbの過程で)そこまでをサポートしていなければより少なくなることがあります。この設定は最低限128キロバイトなければなりません。(デフォルト以外のBLCKSZではこの最小値は変わります。)しかし、良い性能を引き出すためには、最小値よりかなり高い値の設定が通常必要です。 このパラメータはサーバ起動時のみ設定可能です。 1ギガバイト以上のRAMを持つデータベース専用のサーバであれば、 shared_buffersの値をシステムのメモリの25%から始めることが合理的です。 もっと大きなshared_buffersの設定が効率的となる仕事量がいくつか存在します。 しかしPostgreSQL
28.1. 信頼性信頼性は、すべての深刻なデータベースシステムで重要な特性です。 PostgreSQLは信頼できる操作を保証することができます。 信頼できる操作とは、コミットされたトランザクションにより記録されたデータはすべて不揮発性の領域に格納され、電源断、オペレーティングシステムの障害、ハードウェアの障害(当然ですが、不揮発性の領域自体の障害は除きます。)があっても安全であるという点です。 通常、コンピュータの永続的格納領域(ディスク装置など)へのデータ書き込みの成功がこの条件を満たします。 実際、コンピュータに致命的な障害が発生したとしても、もしディスク装置が無事ならば、類似のハードウェアを持つ別のコンピュータに移すことができ、コミットされたトランザクションを元通りに復元できます。 データを周期的にディスクプラッタに書き出すことは簡単な操作に思われるかもしれませんが、そうではありませ
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