(所属カテゴリー:QoS---投稿日時:2008年3月14日)エンドツーエンド遅延VoIPなどのリアルタイム通信を行うアプリケーションでは、エンドツーエンド 遅延をきちんと制御することが重要です。VoIPの音声通話で通話品質を保つた めには、目安としてエンドツーエンド遅延を150ms以内にすることが挙げられ ています。 エンドツーエンド遅延とは、送信元から送信されたパケットがあて先に届くま での時間です。 下の図の送信元のコンピュータAから送信されたパケットがあて先のコンピュ ータBに届くまでに必要な時間がエンドツーエンド遅延になります。 エンドツーエンド遅延は、パケットの転送経路上の下記の遅延を累積したもの になります。 ・処理遅延(Processing Delay) ・キューイング遅延(Queuing Delay) ・シリアル化遅延(Seliarization Delay) ・伝搬遅延