加齢黄斑変性(AMD)や糖尿病網膜症による視力低下は、全世界で何億人もの人々を悩ませています。 これまでにも治療は可能でしたが、すべての人に効果があるわけではなく、繰り返し注射が必要になるなど、患者にとって決して簡単なものではありませんでした。 しかし最近、中国・首都医科大学(Capital Medical University)北京朝陽医院に所属する眼科医イン・ティエン氏ら研究チームが、それらの視力低下に対する効果的な治療法を開発。 これにより1回の注射で、多くの患者が視力を取り戻す可能性があるようです。 研究の詳細は、7月26日付の学術誌『Nature Biomedical Engineering』に掲載されました。