2017年11月27日のブックマーク (1件)

  • がんばり入道 ~鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    私の好きな妖怪に「がんばり入道」というのがいます。 子供の頃に読んだ妖怪のに、 「便所の裏の窓から、夜のあいだ、いつまでもがんばって、のぞいている妖怪。きたなくしている子どものおしりをペロペロと舌でなめる。」(佐藤有文『お化けの図鑑』) と書いてあって、「いつまでもがんばって、のぞいている」というのが、なんかけなげでおもしろかったからです。 が、大人になってこれの元になった鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』を読んでみたら、 「いつまでもがんばって、のぞいている」なんて一言も書いていないというね(笑) 佐藤有文氏の創作の可能性が高いというね(笑) 一応、読んでおきますか? ここに貼れる画像がなかったので、リンク先で当該箇所はご覧くださいませ。 ARC古典籍ポータルデータベース 1280画面 【原文】 「加牟波理入道《かんばりにうどう》」 大晦日の夜、厠《かはや》に行きて「がんばり入道、郭公《ほと

    がんばり入道 ~鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    mojinosuke
    mojinosuke 2017/11/27
    絵と文の違いをどう見るか。絵だけを見れば佐藤有文氏のように眼張り(頑張り)になりやすい。でも説明文には覗き続ける話はどこにも書いていない。ホトトギスとの関係性で「甲張り入道」だとする北見説に納得です。