皇居で勅使発遣の儀に臨まれる天皇陛下。宮内庁提供(2019年5月8日撮影)。(c)AFP PHOTO / IMPERIAL HOUSEHOLD AGENCY 〔AFPBB News〕 今回は、この話題とこの連載のもう一つのシリーズ、少子高齢化~健康寿命延伸の文脈から、同じ議論を別の角度で切り取ってみたいと思います。 健康寿命延伸のコラムでは、このまま高齢化が進むと、もし国民の75~80%が現役として働いて納税し、社会経済を回して行こうと思うなら、2040年には84歳まで現役を続けないと、日本社会は成立しなくなってしまう・・・。 という統計予測の突きつける現実像を記しました。 皆さん、死ぬまで働き続けねばならない、という現実をどのようにお考えになりますか? 私たちが学術会議や、東京大学のタスクフォースで取り組んでいるのは、小手先のごまかしではなく本質的な解決策です。 国民の出生時から100年