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ブックマーク / www.cnn.co.jp (36)

  • 熱帯雨林の樹木、暑すぎて光合成できなくなる可能性 国際研究

    熱帯雨林の樹木が高温になりすぎて光合成ができなくなっている可能性があるという研究が報告された=2020年3月15日、ブラジルのジュルラ川/Florence Goisnard/AFP/Getty Images (CNN) 南米や東南アジアの熱帯雨林で、一部の葉があまりの暑さのために光合成ができなくなっている可能性があるという研究結果を、米国、オーストラリア、ブラジルなどの研究チームが23日の科学誌ネイチャーに発表した。 植物の葉が二酸化炭素と日光と水からエネルギーを作り出す光合成は、温度が46.7度前後に達するとうまくいかなくなり始める。研究チームによれば、葉の温度は気温よりも大幅に高くなることがある。 研究チームは、地球の約400キロ上空にある国際宇宙センターの熱衛星センサーから届いた気温データを利用。熱帯雨林上層部の林冠によじ登って葉に取り付けたセンサーのデータと組み合わせて観測を行った

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    mojisan 2023/08/25
  • 戦争の実情知らぬロシア国民、ジョージ・オーウェル風のメディア報道に囲まれ

    ドネツクとルハンスクの「人民共和国」の承認に関する国家安全保障会議でのプーチン氏発言を見守る女性=2月21日、サンクトペテルブルク/Anatoly Maltsev/EPA-EFE/Shutterstock (CNN) 悲痛な映像は、西側諸国の視聴者がウクライナ戦争で目にしているものとそっくりだ。1人の老婦人が分厚いコートで寒さをしのぎ、村を襲ったロケットで焼き尽くされた木造の家の前で泣きながら立ち尽くしている。「彼らに全てを破壊されました!」と老婦人は叫ぶ。「跡形もありません」 だが、これはロシア国営テレビ局「ロシア24」の映像だ。村を襲ったのはロシア兵ではなく、ウクライナ兵だと報じられている。ロシア人特派員はウクライナ兵を「ナショナリスト」と呼ぶ。民間人を「人間の盾」に使う「ネオナチ」「ファシスト」「薬物中毒者」だと言うリポーターもいる。 戦争のニュースはほぼ全て、ウクライナ東部の分離

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    mojisan 2022/04/05
  • 極右「アゾフ大隊」、ウクライナの抵抗で存在感 ネオナチの過去がロシアの攻撃材料に

    2019年、親ロシア派からのマリウポリ解放5周年の式典で行進するアゾフ大隊の兵士/Evgeniya Maksymova/AFP via Getty Images (CNN) ロシアのプーチン大統領は今回のウクライナ侵攻を「ネオナチ」の手からロシア語話者を守る「特別作戦」と位置づけた。 プーチン氏は2月24日の侵攻開始直前に行った演説で、ウクライナの「非軍事化と非ナチス化を目指す」と表明。これはウクライナのゼレンスキー大統領がユダヤ人であることを無視した発言だった。 ロシア大統領府にとって特別作戦の「最重要証拠」となるのが極右の「アゾフ運動」だ。同運動はここ10年近くウクライナの軍事、政治情勢の一部になっている。 アゾフの軍事部門と政治部門は2016年、極右「国民軍団党」の設立に伴い正式に分離した。この時には既にアゾフ大隊はウクライナ国家親衛隊に統合されていた。 効果的な戦闘部隊として現在の

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    mojisan 2022/04/02
  • 全滅とみられていた島の守備隊、「無事生存」 ウクライナ海軍

    (CNN) ウクライナに侵攻したロシアの軍艦の脅しに屈せず、全滅したとみられていた島の守備隊が「無事生存」していることが分かった。ウクライナ海軍が明らかにした。 現場のスネーク島は黒海に浮かぶ小さな島。同島にいた兵士は全員、侵攻初日となった先月24日の攻撃で死亡したとみられていた。 当時のやり取りとされる音声記録によると、接近してくるロシア艦が武器を置くか、さもなければ爆撃を受けることになると警告したのに対し、ウクライナ兵の1人は「ロシア軍艦、消え失せろ」と返答した。 ウクライナのゼレンスキー大統領はその後、同島にいた兵士13人はロシアの爆撃を受けて全員「英雄的な」死を遂げたと発表。しかし、ウクライナ海軍の28日の声明はこれが事実ではないことを示している。 海軍によると、同島の兵士はロシア軍による2度の攻撃を撃退したものの、最終的には「弾薬不足」により投降を余儀なくされたという。

    全滅とみられていた島の守備隊、「無事生存」 ウクライナ海軍
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    mojisan 2022/03/01
  • 牙のない雌ゾウが増加、密猟に対応する進化 モザンビーク

    (CNN) アフリカ・モザンビークのゴロンゴーザ国立公園で、牙のない状態で生まれてくる雌のゾウが増えている。科学者はこれについて、15年に及ぶ内戦で象牙目当ての密猟がまん延したことへの進化上の反応との見方を示す。牙がないことへの遺伝子ベースでの理解が進み、そうした要因が雌だけに影響を及ぼすように見える理由の解明も進んできている。 公園内で活動するゾウの専門家がこの現象に気づき始めたのは、1992年の内戦終了後だ。現場のデータや古い映像の解析の結果、牙のない雌ゾウの割合が1972年から2000年にかけて3倍以上に増えたことが判明。アイダホ大学のライアン・ロング准教授によると、この間、ゾウの個体数は約2000頭から約250頭に急減した。 ロング氏はメールで「内戦中、ゴロンゴーザは実質的に紛争の中心地となっていた」と説明。その結果、一帯には多数の兵士が展開し、武器弾薬の購入のためにゾウを殺して象

    牙のない雌ゾウが増加、密猟に対応する進化 モザンビーク
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    mojisan 2021/10/23
  • ワクチン接種後もブレークスルー感染でウイルス拡散の可能性 米CDC

    地域医療センターの治療テントで従事する看護師=米フロリダ州メルボルン/Paul Hennessy/SOPA Images/LightRocket via Getty Images (CNN) 米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は5日、新型コロナウイルスのワクチンについて、接種を完了した人でも新型コロナウイルスにブレークスルー感染(接種後の感染)をした場合にはウイルスを人に感染させることがあるとの見解を示した。 ワレンスキー所長は「我々のワクチンは素晴らしくうまくいっている」と強調した上で、世界で猛威を振るっているデルタ変異ウイルスに対するワクチン効果については「引き続きデルタによく効いている。重症化や死亡に関しては防止できる。だが、もはや感染を防ぐことはできなくなった」と指摘した。 ワレンスキー所長によると、CDCが先週、マスク着用に関するガイドラインを変更し、接種を

    ワクチン接種後もブレークスルー感染でウイルス拡散の可能性 米CDC
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    mojisan 2021/08/06
  • ワクチン効かない変異株の出現は「ほぼ確実」、英科学者が予測

    ロンドン(CNN) 新型コロナウイルスのワクチンが効かない変異株は「ほぼ確実に」出現するだろうと予測した英学会の研究論文が、英政府の緊急時科学助言グループ(SAGE)の公式サイトに掲載された。 この論文は査読を受けておらず、まだ初期段階の理論的な研究に基づくもので、そうした変異株が出回っていることを裏付けるものではない。 論文は7月26日付で、SAGEのサイトには同月30日に掲載された。 学術チームは、新型コロナウイルスの根絶が見込めない以上、今後も変異種は出現し続けるだろうと「高い確信」を持って予測。「最終的に現在のワクチンの機能不全につながる抗原変異が、徐々にあるいは断続的に蓄積する」のは「ほぼ確実」とした。 その上で、ワクチンが効かない新たな変異株が出現する可能性を減らすため、当局はできる限りウイルス感染を減らす対策を続けなければならないと提言している。 さらに、入院や感染を防ぐだけ

    ワクチン効かない変異株の出現は「ほぼ確実」、英科学者が予測
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    mojisan 2021/08/03
  • 人口の過半数が太りすぎの国はコロナ死亡率10倍に 研究報告

    肥満の人が過半数を占める国では新型コロナの死亡率が10倍になるとの研究結果が出た/TIM SLOAN/AFP/AFP via Getty Images (CNN) 新型コロナウイルス感染症による各国の死亡率について、太りすぎの人が過半数を占める国ではそうでない国の約10倍に上るとの研究結果が報告された。 研究チームは米ジョンズ・ホプキンス大学と世界保健機関(WHO)が集計したデータを分析し、3日の世界肥満フォーラムで結果を報告した。 それによると、今年2月末までに新型ウイルス感染症で死亡した計250万人のうち、220万人は成人の過半数が太りすぎている国で報告された。 160カ国以上の国別データを分析したところ、太りすぎの率が高い国ほど死亡率も高くなっていた。年齢や国全体の経済状況による調整後も、関連性に変わりはなかったという。 チームによれば、太りすぎの人が40%未満の国はすべて、新型ウイ

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    mojisan 2021/03/06
  • 中国当局、カザフスタンで正体不明の肺炎流行と警告

    カザフスタンで正体不明の肺炎が流行中だと中国当局が警告を発している/Ruslan Pryanikov/AFP/Getty Images (CNN) カザフスタンの中国大使館は9日、同国で正体不明の肺炎が流行し、年始からの死者数が1700人を超えたとの警戒情報を発出した。世界中で流行する新型コロナウイルスより致死率が高いとしている。 中国大使館は現地の中国人向けに出した声明で、カザフスタンの保健省を含む当局が調査を進めているが、肺炎ウイルスの性質が特定できていないと伝えた。 大使館によると、この肺炎は6月中旬以降同国各地で急増し、1日に数百人の増加が報告される地域もあるという。現地メディアの情報として、アティラウ、アクトベ、シムケントの3都市に新規患者が集中し、合わせて約500人が罹患(りかん)、30人以上が重体だと伝えた。 この肺炎による死者数は年始からこれまでに1772人に達し、うち62

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    mojisan 2020/07/10
  • トランプ大統領が視察した医療用綿棒を廃棄、マスクなしで工場見学

    ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領が視察に訪れた医療用品の製造会社が、視察時に製造していた製品を廃棄したことを明らかにした。大統領はマスクを着けずに工場内を歩き回っていた。 トランプ大統領の一行は5日、メーン州にあるピューリタン・メディカル・プロダクツの社を訪れ、綿棒の製造工場を視察した。同社は事前に、この視察の際に製造した製品を廃棄することを決めていたという。政府関係者や警護隊員、報道陣など大勢の人が工場を訪れるという理由だった。 同社がツイッターに掲載した情報によると、視察の際の製造は一部の機械に限定し、時間を15分に短縮して実演を行った。大統領はこの間、積極的に製造現場を見て回っていた。 視察後は施設の徹底洗浄が必要だったと同社は説明し、新型コロナウイルスの検査用に製造している綿棒は、全て製造後に殺菌を行っていると言い添えた。 生産ロスを防ぐため、5日の製造予定を変更して週

    トランプ大統領が視察した医療用綿棒を廃棄、マスクなしで工場見学
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    mojisan 2020/06/11
  • 米CDC、抗体検査の過信に警鐘 「半数が偽陽性」の恐れも

    (CNN) 米疾病対策センター(CDC)は27日までに、新型コロナウイルスの抗体検査に関する新たな指針を公式サイト上で発表した。誤判定が最大で半数に上る可能性もあるとして、重要な政策決定の根拠にするべきではないと警鐘を鳴らしている。 CDCは指針の中で、血清中の抗体は発症後1週間のうちに検出されることもあると説明する一方、精度に問題があると指摘。保健当局者や医療従事者には、抗体検査を使う際はできるだけ精度の高い検査薬を採用するよう呼び掛け、場合によっては検査を2度繰り返すよう助言している。 CDCによると、新型コロナウイルス感染が急拡大した地域を含め、大半の国で抗体を持つ人の割合は人口の5~25%以下と推定される。 CDCは例として、抗体保有率が5%の状況を想定。ある検査で陽性の検体を陽性と判定できる割合を示す「感度」が90%、陰性の検体を陰性と判定できる割合を示す「特異度」が95%とした

    米CDC、抗体検査の過信に警鐘 「半数が偽陽性」の恐れも
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    mojisan 2020/05/28
  • 「人への感染」始まりは昨年末、遺伝子解析で確認 新研究

    新型コロナウイルスの感染実態について、遺伝子解析に基づく新たな知見が発表された/Chip Somodevilla/Getty Images (CNN) 新型コロナウイルスの人への感染は昨年末に始まり、猛烈な速さで世界中に広がったことが、英国の研究者らによる遺伝子データの解析で確認された。 ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)のフランソワ・バロー教授らが世界各地の感染者7600人以上から検出されたウイルスの遺伝子データを解析し、感染遺伝学の専門誌に査読済みの論文を発表した。 それによると、チームは世界の科学者らが新型ウイルスの遺伝子データを共有している大規模なデータベースを使い、各地で異なる時期に検出されたウイルスの変異状況を調べた。 全てのウイルスの変異をさかのぼった結果、昨年末の時点に共通の起源があるとの仮説が裏付けられた。人への感染はここで始まったことが確認され、以前から感染

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    mojisan 2020/05/06
  • フランスで昨年末に新型コロナ患者 医師らが検出

    仏パリの病院が昨年末採取した入院患者の検体から新型コロナウイルスを新たに検出した/Philippe Lopez/AFP/Getty Images (CNN) 仏パリの病院が昨年末に採取していた入院患者の検体から、新型コロナウイルスが新たに検出された。同国で最初の感染例が報告される数週間も前から、新型ウイルスが存在していたことになる。 パリ北郊のセーヌサンドニ県にある病院の集中治療専門医らが3日、抗菌薬の専門誌IJAAに発表した。 同病院のチームは昨年12月2日から今年1月16日までの間にインフルエンザのような症状で入院し、最終的にインフルとは診断されなかった患者らについて、凍結保存されていた検体を調べた。 その結果、アルジェリア生まれの男性(42)から採取していた検体で新型ウイルス陽性の反応が出た。 男性は長年フランスに住み、魚売りの仕事をしてきた。外国旅行は昨年8月にアルジェリアを訪れた

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    mojisan 2020/05/06
  • 新型コロナで突然の脳梗塞、30~40代の患者で相次ぐ 米

    (CNN)  新型コロナウイルスに感染した30~40代の患者が脳梗塞(こうそく)を併発する症例が相次いでいる。米ニューヨークのマウントサイナイ病院が22日に報告した。 同病院によると、新型ウイルスの感染者で病院があふれ返っているという話を聞き、救急車を呼ぶことをためらう患者もいるとみられる。 新型コロナウイルスをめぐっては、血栓を引き起こしたという報告が増えており、結果として脳梗塞を発症したと思われる。 マウントサイナイ病院は、同病院で診察した患者5人の症例を報告した。いずれも50歳未満で、新型コロナウイルス感染症の症状は軽症か無症状だった。 同病院のトーマス・オックスリー医師は、「同ウイルスの影響で大動脈の血栓が増大し、重度の脳卒中につながったと思われる」と説明する。「我々の報告では、若い患者が突然の脳卒中に見舞われた症例はこの2週間で7倍に増えた。ほとんどの患者に既往症はなく、症状が軽

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    mojisan 2020/04/23
  • 完全菜食主義者の肉屋襲撃が多発、政府に保護要請 仏

    (CNN) フランスの肉屋の業界団体は12日までに、完全な菜主義者団体による店舗への「テロ」にも等しい深夜などの襲撃が今年多発しているとして内務省に対し保護措置を講じるよう要請した。襲撃の関与者の逮捕も期待している。 これら攻撃では魚屋を含め、店の窓ガラスが割られたり店頭に肉反対のスローガン字句がスプレーで描かれ、血液を模した液体で汚されたりするなどの被害が出ていると主張した。業界団体によると、政府への陳情の書簡が公になった後、リヨンなど2カ所の肉屋が新たに襲撃されたという。 業界団体の責任者はCNNの取材に、これらの迷惑行為は菜主義勢力の仕業と主張しながらも特定の団体名への言及は避けた。肉屋の団体には1万8000業者が加盟しているとされる。 内務省当局者はCNNの取材に、大きな脅威がある場所での監視システムの設置を示唆した。 仏北部リールでは昨年、肉屋7店が攻撃を受けたとされ、パリ周

    完全菜食主義者の肉屋襲撃が多発、政府に保護要請 仏
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    mojisan 2018/07/13
    タイトル見て、また虚報か?と思ったら、事実のようで目が点になった。
  • NRA幹部、銃乱射生き延びた高校生らを批判 「嘘つき」で「気迫がない」

    (CNN) 全米ライフル協会(NRA)の幹部でロックミュージシャンでもあるテッド・ニュージェント氏は1日までに、保守系のラジオ番組でインタビューに答え、フロリダ州の高校銃乱射事件で生き残った生徒たちを「嘘つき」で「思考が混乱し」、「気迫がない」などと厳しく批判した。 2月14日にフロリダ州マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起きた銃乱射事件では17人が死亡。生き残った生徒らはその後、銃規制を求める大規模なデモ行進を主催し、自ら演説に立つなどの活動を行っていた。 ニュージェント氏はラジオ番組でこれらの生徒らを「嘘つき」と断じ、「嘘つきたちが沈黙し、問題解決のための真の方策が導入されるよう神に祈らなくてはならない。それこそが子どもたちの命を救うことにつながる」と述べた。 さらに生徒たちを指して「こんなことをいうのはつらいが、裏付けがあるので反論の余地はない。彼らには気迫というものが欠けて

    NRA幹部、銃乱射生き延びた高校生らを批判 「嘘つき」で「気迫がない」
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    mojisan 2018/04/02
  • 人体で最大、新しい「器官」を発見? 米研究

    (CNN) 米ニューヨーク大学などの研究チームが、体内の「間質」と呼ばれる空間の構造と分布に関する詳細を研究し、「人体の新しい器官を発見した」として、27日の学術誌に論文を発表した。人体で最大の器官かもしれないとの見方も示しているが、この説に対して異論を唱える専門家もいる。 間質は、全身の組織と組織の間の液体で満たされた空間をさす。間質組織や間質液については従来から知られていたが、今回の研究では、これまで認識されていなかった人体の機能が解明されたとして、間質を「器官」と呼ぶことを提唱した。 「当初我々は、これを単なる間質組織と考えていた。だが器官とは何かという定義に踏み込むと、器官とは単一構造または単一構造をもつ組織、あるいは単一機能をもつ組織だという考え方に突き当たる」。ニューヨーク大学のニール・シース教授はそう解説し、間質はその両方に当てはまると指摘した。 「この構造はどこを見ても同じ

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    mojisan 2018/03/29
  • 巨大小惑星、117年後に地球衝突も NASAの対策とは

    (CNN) 米航空宇宙局(NASA)は、直径500メートルを超す巨大小惑星「ベンヌ」が、2135年9月22日に地球に衝突する可能性があると発表した。衝突の可能性は低いものの、衝突した場合の威力は、米国が現在配備している核弾道ミサイル群に匹敵するとしている。 NASAはベンヌが地球に接近する事態を想定して、衝突回避のための計画「HAMMER」の宇宙船コンセプトデザインを設計した。このHAMMERをベンヌに突っ込ませるか、核装置を使うかのいずれかの手段で、地球に向かうベンヌの軌道を変えさせることを期待する。 HAMMERはNASAの実際的なプログラムではない。目的は、こうした装置を設計する際の技術的課題について調べることにある。同様の取り組みは、1998年のSF映画「アルマゲドン」などでドラマ化された。 実際のところ、ベンヌが地球に衝突する確率は小さい。しかし、いつか同じような小惑星が地球に接

    巨大小惑星、117年後に地球衝突も NASAの対策とは
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    mojisan 2018/03/23
  • 宇宙滞在で遺伝子が変化、一卵性双生児と一致せず NASA

    (CNN) 宇宙に1年間滞在した宇宙飛行士は、身体の外見だけでなく、遺伝子にも変化が起きているという研究結果が、米航空宇宙局(NASA)の双子研究の一環として発表された。 この調査では、国際宇宙ステーション(ISS)に1年間滞在したスコット・ケリー宇宙飛行士の遺伝子のうち、7%は地球に帰還してから2年たった後も、正常な状態に戻っていないことが分かった。 研究チームは、ISS滞在中と帰還後のケリー氏の身体の変化を、地上にいた一卵性双生児のマーク氏と比較。その結果、以前は一致していた2人の遺伝子が、宇宙滞在後は一致しなくなっていたという。 スコット氏の遺伝子の7%の変化は、少なくとも5つの生物学的経路や機能に関連する遺伝子が変化したことをうかがわせる。 今回の研究結果は、NASAが進める人体研究プロジェクトのワークショップで1月に発表された。 研究チームは宇宙滞在によって起きる身体的変化を調べ

    宇宙滞在で遺伝子が変化、一卵性双生児と一致せず NASA
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    mojisan 2018/03/15
  • 古代ローマの「地獄の門」、動物が死ぬ謎を解明

    (CNN) 2000年前の観光者がこぞって訪れたヒエラポリスの神殿。ギリシャ・ローマ様式の神殿の下にある洞窟はかつて地下世界への入り口とされ、人々は鳥や雄牛などの動物が死んでいくのを畏敬の念とともに眺めた。この「地獄の門」の謎が解けたと研究者のチームがこのほど発表した。 現代のトルコに位置するこの洞窟は、冥界の神プルートにちなんで「プルトニウム」と名付けられた。「死の息」を吐き出しており、一帯に近づいた場合、いけにえの動物を先導する聖職者以外のあらゆるものが死ぬと考えられていた。 しかしハーディー・プファンツ氏ら火山学者で構成される研究チームはこのほど学術誌「アーキオロジカル・アンド・アンソロポロジカル・サイエンシズ」で、現場の奥深くにある地表の亀裂から高濃度の二酸化炭素(CO2)が放出されており、死に至る場合もあるとの論文を発表。携帯式のガス分析装置を使用し、CO2濃度が洞窟の入り口では

    古代ローマの「地獄の門」、動物が死ぬ謎を解明
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    mojisan 2018/03/11