2年の歳月を経てようやく刊行されました『涼宮ハルヒの驚愕』。時間をかけただけあり、これまでの谷川シリーズの集大成とも言える作品になっていました。 「『涼宮ハルヒの驚愕』には驚愕できるポイントが3つある」とのことですが、確かに大きく分けて「3つ」の驚愕ポイントが発生しています。 あらすじ 物語は前作『涼宮ハルヒの分裂』でαパート、βパートと分裂した続きから始まります。 SOS団全てが揃っている「普通」をαルートとすると、長門が謎の欠席をしているβルート。しかしながら、どちらのルートも「同じ結末に」収束します。物語を分裂させた「彼女」は、更なるルートに物語を「分裂」させるが。。。というのがおおまかなあらすじです。 驚愕その1「物語の分裂」 驚愕ポイントその1ですが、前作『涼宮ハルヒの分裂』で2ルートに分かれた物語を、今度はγルート、δルートとさらにさらに分裂していきます。αルートをSOS団全て
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