2008年7月9日のブックマーク (5件)

  • 空気読みの求められる日本社会が民度の低さを表している - 狐の王国

    先日行われたニコニコ大会議というイベントで、おもしろい現象が起きていたようだ。 「ニコニコ現実」のプロトタイプとしての「ニコニコ大会議2008」 - 濱野智史の個人ウェブサイト@hatena ここで総芸人社会というユニークな概念が提示されている。今の日ではすでにそういう徴候があるのだという。 つまり人はこの日社会で生きる限り、常にネタを求められるようになる。言われてみれば俺も日常的にボケ・ツッコミができるように先輩たちに求められて来たし、俺も周囲に同じようにしている。そうすることで「楽しい会話」がなりたち、笑いの多いコミュニケーションが楽しめるからだ(まったく上手ではないけどね)。 こんな社会では腹が出てるのも髮が薄いのもネタとして消費していく強さが必要なのかもしれない。 一方でその社会は大量の自殺者を出している。多勢の病者を出している。外見を苦に、通り魔となる人を生み出している。

    空気読みの求められる日本社会が民度の低さを表している - 狐の王国
    mokkei1978
    mokkei1978 2008/07/09
    深く同意。個々人の主体性の確立を重要視しない日本では、ニコニコ現実はヤバい。
  • 「ニコニコ現実」のプロトタイプとしての「ニコニコ大会議2008」 - 濱野智史の個人ウェブサイト@hatena

    7/4に開催され、大盛況だった「ニコニコ大会議2008」。僕は一応出演者の一人でもあったのですが、開演から出演直前まで、(そして出演後もあわせて)2階の観客席で観覧していました。どうしても、このイベントは会場で絶対にナマで見ないといけない、と思っていたからです。そして、その直感は間違っていなかったと思います。そのことに関連して、どうしても一つだけ、触れておかなければならない感想というか論考のメモのようなものを書きたくなりました。以下、推敲を全くしていないので、かなり荒れている文章ですが、お許しください。 ちなみに、当日のイベントは、当に会場の熱気と臨場感があまりに圧倒的で、言語化しようとすればその全てが言い尽くせずに零れ落ちてしまうような、すばらしいものだったと思います。特に、運営の皆様、当にあれはお世辞でも社交辞令でもなく、すばらしかったです。また、あのようなイベントが開催される日が

    「ニコニコ現実」のプロトタイプとしての「ニコニコ大会議2008」 - 濱野智史の個人ウェブサイト@hatena
    mokkei1978
    mokkei1978 2008/07/09
    匿名感情の可視化→同調圧力って点では、はてブも他人事じゃない。対処法は各自が良質と思うコメントを残すしかないだろうけど、今の日本では敗北確定か。はやすぎたんだ...
  • いじめ/ファシズム/引きつった笑い - 過ぎ去ろうとしない過去

    ■ジャック・バウアーと緊急時の倫理 http://d.hatena.ne.jp/flurry/180009 では、拷問に関する懸念や重箱の隅をつつくような差異で拷問を区別しようとすることに対する、以下の回答――人気があり表面的には説得力のある――についてはどうであろうか。 「何を空騒ぎしているんだい? たった今、合衆国が拷問を行うことを公認したってだけじゃないか。少なくとも合衆国は黙認状態でつねに拷問を続けてきたし、他のあらゆる国家も拷問を行ってきたんだ。むしろ今の僕らは以前よりも偽善的では無くなったんだよ」 これに対しては以下のような単純な反問を返すべきだろう。 「そのことが合衆国政府の声明が意味する唯一のことだったら、『なぜ』彼らは拷問を公認したんだ? 以前からそうしていたように、黙って拷問を続けていれば良いじゃないか」 「語る内容」と「語るという行為」との間に存在する、解消できない裂

    いじめ/ファシズム/引きつった笑い - 過ぎ去ろうとしない過去
    mokkei1978
    mokkei1978 2008/07/09
    "お前は1935年ニュルンベルク党大会に出席した党員の手記か!"に笑った。その空気感を味わいたかったなあ。
  • 新譜100枚聴き倒れ〜第37回 ゆらゆら帝国 の巻 - 日々常套句

    REMIX 2005-2008 アーティスト: ゆらゆら帝国出版社/メーカー: SMA(SME)(M)発売日: 2008/07/02メディア: CD購入: 3人 クリック: 96回この商品を含むブログ (61件) を見る 個々の楽曲というかリミックスについては、流石というか「素晴らしいのひと言に尽きる」ので詳しく書きません。が、正直なところ、2枚組アルバム:全14曲という単位で聴かされるのは「集中力」というか、音に対する感性が摩耗減衰するというか、なんか「ピンで売れるアイテムを雑多に抱合わせて、安っぽい徳用パックにした」というか、なんだか「非常に勿体ないなぁ」と感じた次第なのでありました。正直なところ、個々の楽曲が従来の方針通り「12インチで個別にリリース」され、1曲単位で集中して聴ける形態で提供されていれば、こんな不満は生じなかったのでは、ないかと思うのです。ということで、アルバムという

    新譜100枚聴き倒れ〜第37回 ゆらゆら帝国 の巻 - 日々常套句
    mokkei1978
    mokkei1978 2008/07/09
    Remixアルバム「REMIX 2005-2008」。捨て曲がなさ過ぎてアルバムで聴くべきじゃないとのこと。"個々の楽曲というかリミックスについては、流石というか「素晴らしいのひと言に尽きる」"
  • 中山昌亮『泣く侍』3巻 - 枳棘庵漫画文庫

    泣く侍 3 (SPコミックス) 作者: 中山昌亮出版社/メーカー: リイド社発売日: 2008/06/30メディア: コミック購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 蟻助ら旅芸人一座の助力を得て幕府隠密・梟の罠を切り抜けた惣次郎。だが、梟は惣次郎への執着で復讐鬼と化した伊藤清之進を取り込み、さらに蟻助と因縁浅からぬ風鬼・雷鬼の二人の忍をも利用し蟻助らに挑む―― より一層怨念が募って狂剣士となってしまった清之進に加えて、こちらも怨念で心がぶっ壊れてしまっている風鬼・雷鬼。敵方にあまりにも濃い狂気と憎悪が渦まいております。過去の因縁が長い時間の中で凝って怨念に代わり、ぐるぐると絡みついて、風・雷の二人の姿を取って現在に襲いかかって来ます。 この3巻ではこの風雷と蟻助の因縁が中心に物語が進み、主役が惣次郎から蟻助に一旦移ったような感さえあり。 壊れたものの空疎な明る

    中山昌亮『泣く侍』3巻 - 枳棘庵漫画文庫
    mokkei1978
    mokkei1978 2008/07/09
    "濃い情念を孕んで展開する物語と演出は読み応え十二分。"