■エンド・オブ・ザ・ワールド (監督:ローリーン・スカファリア 2013年アメリカ映画) ◆◆残り21日◆◆ 「ヘイ!俺たちゃスペースシャトルの乗組員さ!これから地球に迫る小惑星を破壊しに行くのさ!破壊しないと地球に衝突、人類全員お陀仏だからさ!命を懸けても遣り遂げて見せるぜ!…あ、ちょっと待て、なんだあれは…?…ああああああ避け切れない、ああああああああ!!!」 スペースシャトルは爆発し、小惑星破壊ミッションは成し遂げられなかった。小惑星は3週間後に地球に衝突する。3週間後、人類は滅亡する。 ◆◆残り20日◆◆ ニュースキャスターは喋りながら涙を流していた 地球は滅亡の危機に瀕していると 涙ですっかり濡れたその顔を見て 彼の言うことが嘘ではないということが分かった ――デヴィッド・ボウイ / 5年間 ◆◆残り19日◆◆ ドッジは地球滅亡を目前に妻に逃げられ途方に暮れていた。そんなドッジの
徹山小説=徹夜するほど面白い+山岳小説。 上下巻の1000頁、一気に読める・止まらない。2ちゃんねらが絶賛してて、blogやfacebookで猛烈プッシュされ、「さすがにハズれないだろう」と気軽に手にしたが運の尽き。 前人未到の「エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂」に挑む伝説のクライマーを描いた話なのだが、ラノベのように軽やかに青臭く、おっさんたちの生きザマを泥臭く描く。読むと心の奥に火が点けられ、ずっと昔に封印した「自分は何のために生きているのか」そして「自分が本当にやりたかったこと」を沸々と思い出す危険な副作用がある。 しかも、ただ「山に登る」だけを単線的に描いていない。ジョージ・マロリーがエヴェレスト初登頂を成し遂げていたか、という登攀史上最大の謎解きに呑み込まれたり、陰湿で痛々しい人間関係のドロドロに絡みつかれたり、生活のために夢を矮小化させている自己欺瞞を暴かれたりと、なかなか忙
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