Exposeが登場する前に話題になったMac OS X上のUser Interfaceの新ギミック(と呼ばれるもの)が1つある。「Piles」と呼ばれるものだ。Appleが1994年に取得した特許の中にこのPilesがあり、新たなユーザーインタフェースとして採用されるのではないかという(根拠レスな)観測が飛び交った。 これは、関連するファイルを1つの山に重ねておいて、1つの情報として扱えるというもの(バンドルに近い?)。ユーザーが何らかの操作を加えることで、重ねた状態から分離した状態になり、個別の操作が可能になるという仕組みだ。 噂レベルでは随分前(Mac OS X 10.3登場以前)からささやかれていた話ではあるものの、Mac OS X 10.3で(似たような方向性の)Exposeが登場したことにより、Pilesは「廃案になったアイデア」なのだろうと見なされるようになった。特許だけ取得し
Leopard の新機能 Stacks と似た Piles という機能の噂がかつてあった Piles の特許申請は 1994年、Panther の新機能として噂になったのは 2003年 WWDC07 雑感を書いたときに思い出せなかったのですが、Stacks に似ているのは、かつて噂された Piles という機能だということが、スラッシュドット ジャパンの記事へのコメントでわかりました。Mac OS X v.10.3 Panther の開発時に話題になったようです1。 また情報筋によると、Appleが1994年に申請し2001年に取得が認められた「piles (束)」に関するGUI表現の特許が実際に使われる模様だ。Pilesは一連のファイル集合を固まりとして表現する。 この Piles を想像して、Flash のデモとして作ったサイトまであります。以下の画像のような感じです。この Piles
3Dのデスクトップ表示へ、心の準備はできているだろうか? MacRumorsが今週明らかにした情報によると、Appleは現在、この分野でプロジェクトを進めており、特許を申請しているという。「多次元的なデスクトップ」に関する、この出願特許において、Appleは、Mac OS Xのドックなど、すでによく知られているデスクトップのパーツを活用しつつ、デスクトップの「階層」上のアプリケーションアイコンの背後に、ドキュメントやフォルダを積み重ねて、深みを増した表示を実現している。 3Dデスクトップのアイデアそのものは新しい考え方ではない。だが、現時点で多くの人々が使っているわけではないことも確かである。出願特許に関しては、そこで取り上げられているテクノロジが、実際に製品化されるには至らないという可能性も常にある。だが、企業が研究室において、現在どのようなプロジェクトに取り組んでいるのかを垣間見ること
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く