2023年7月19日のブックマーク (4件)

  • 夏目漱石『こころ』の K はなぜ先生をぶん殴り車夫にならなかったのか - 山下泰平の趣味の方法

    大人になると読み方がかわる 『こころ』の K はどのような人間なのか K のような苦学生はたまにいた 夜学校の先生になったのは合理的な判断ではあった 苦労すれば強い人になれる 苦学の世界は二つあった 先生と K の旅行 大人になると読み方がかわる 夏目漱石による小説『こころ』は、名作とされている。 初版復刻版 こゝろ (岩波文芸書初版復刻シリーズ) 作者:夏目 漱石岩波書店Amazon 有名な作品なだけに、色々な人が様々なことを書いているが、誰もが否定できないのはとにかく面白く読めてしまうことだろう。『こころ』は新聞連載小説であるため、一日の掲載分の終盤には、次回への期待を煽られるようなことが書かれている。ついつい続きを読みたくなってしまうような構造で、このあたりは職業作家夏目漱石の面目躍如といったところであろう。 ただし漱石の初期作品とは異なり、『こころ』には書きながら考えているよう

    夏目漱石『こころ』の K はなぜ先生をぶん殴り車夫にならなかったのか - 山下泰平の趣味の方法
    mom0tomo
    mom0tomo 2023/07/19
  • エンジニア入門者に習得してほしい「熟考」とは何か、それは論理的飛躍の最小化ではないか - Lambdaカクテル

    会社の1on1があって、 id:yigarashi と30分くらい話したら面白い話がいろいろできたので紹介する。掲題ではエンジニアと書いているが、別にウェブ系ソフトウェアエンジニアに限られた話でもないし、ホモサピエンス全員におすすめ、考える葦の皆様におすすめです、くらいのニュアンスである。 熟考すると良い 熟考すると良い答えが出る。当然のことである。しかし入門者に熟考しろと言ってプロになるかといったら難しい。 今期も例によってゴリゴリScalaを書いたりTypeScriptを書いたりPerlを書いたりしていたが、アーキテクトとして中規模プロジェクトを引っ張る機会がいくつか与えられたし、今も引っ張っている最中だ。反省点としてあるのが、具体的にどういうプロジェクトかはいったん措いといて、その進み方に着目すると、一筋縄でうまくいったり、いかなかったりしたことだ。 どういう風に考えると良いんでしょ

    エンジニア入門者に習得してほしい「熟考」とは何か、それは論理的飛躍の最小化ではないか - Lambdaカクテル
    mom0tomo
    mom0tomo 2023/07/19
    ”強いロジックを要請することを習慣化することで、自然と筋の良いやり方ができるようになるのではないか。”"論理的飛躍を最小化すること"
  • Go-to person(頼りになる人)

    何か相談事があるときに真っ先に話をしに行く相手のことを go-to person と呼ぶ。要するに「頼りになる人」のことである。記事ではミドルレベルのソフトウェアエンジニアgo-to person として頼りにされるためにはどう振る舞えばよいか私見を紹介する。職種や立場が違えば目指すべき go-to person のあり方もまた違ったものになることはご留意ください。 Go-to person の役割 Go-to person は相談者が抱える課題を分解・整理するのを手伝い、自身の知識や経験に基づいた適切なアドバイスを提供する。相談者は go-to person と話すことで暗中模索する時間を節約し、最終的な判断に自信を持つことができる。シニアソフトウェアエンジニアやテックリードになる要件として、何らかの分野で go-to person として認知されていることを求めている場合も多いだ

    Go-to person(頼りになる人)
    mom0tomo
    mom0tomo 2023/07/19
    “その領域を深掘りして徹底的に理解することを目指す。この研鑽が他者に提供できる価値を生み出す。与えられた仕事をこなすだけでは go-to person 足り得る知識や経験を得るのは難しい。”
  • 『君たちはどう生きるか』感想。これは「仮面」のアニメーション作家、宮崎駿の帰還だ

    遂に公開された、宮崎駿の最新にして──おそらくは最後の劇場公開作品、『君たちはどう生きるか』。公開までほぼ全ての情報をシャットダウンするという、一種の社会実験のような形で公開に臨んだ作だが、事前に公開されていたほぼ唯一といっていいキービジュアルを観た時は、正直言って驚いた。そこには「仮面」を被ったキャラクターが描かれているからだ。 (画像は君たちはどう生きるか – スタジオジブリ|STUDIO GHIBLIより) 鳥の顔の下にさらに三白眼の目が存在するそのイラストは、鳥の「仮面」を被ったなんらかのキャラクターが、作において重要なキャラクターとして登場することが予感されるものだった。 私は宮崎駿は「仮面」のアニメーション作家だと考えている。宮崎駿がその圧倒的な才能によって傑出した作品群を連発し、やがては国民的、世界的な作家になる過程において、「仮面」の存在は必要不可欠であり、やがては必要

    『君たちはどう生きるか』感想。これは「仮面」のアニメーション作家、宮崎駿の帰還だ