そこでアプローチを変えます。「一緒に片付けをやろう」「写真のように片付いた状態に何分でできるかな」といったこれまでとまったく異なるアプローチをすると、子どもの反応も違ってきたという話はよく親御さんから聞きます。 (4)上から目線より、水平目線 自分の子どもに対しては、無意識のうちに自分よりも下に見ることがあります。例えば、命令形(〜しなさい)、脅迫(〜しないと〇〇になるよ)などの言葉を使っているとしたら、その傾向が強いかもしれません。 しかし、子どもは親のことを上の立場の人と見ていない可能性があるのです。もし上の立場と思っているなら、親の言うことはすぐに聞くはずです。また、親に対し、ため口をきいてくるということは、上の立場というより“同僚”のような感覚で親を認識しているのではないかと考えられます。 親が上から目線で対応することは筋違い 実際、子どもたちに「親に対する上下関係の意識」について