日本の「言論NPO」と韓国の調査研究機関「東アジア研究院」は29日、4月上旬~5月上旬に実施した「第3回日韓共同世論調査」の結果を発表した。 相手国に対する印象は「良くない」が日本人は52.4%(前回比2ポイント減)、韓国人は72.5%(同1.6ポイント増)に上った。「良い」は日本23.8%(同3.3ポイント増)、韓国15.7%(同1.8ポイント減)にとどまった。 良くない印象の理由は、日本は「歴史問題などで日本を批判し続けるから」が74.6%、韓国は「韓国を侵略した歴史について正しく反省していないから」が74%でそれぞれ最多だった。言論NPOの工藤泰志代表は「今年は日韓国交正常化50年の節目だが、依然厳しい状況だ。両国関係の重要性の議論や未来志向の対話が必要」としている。