こんばんは。 楠木建さんのいう「大人」について。 一方の大人は、「基本的に世の中のすべては自分の思い通りにならない」という前提を持っているものです。 これだけ多くの人間が、それぞれ違う好みとか目的を持って、利害のある中で生きている。世の中で自分の思い通りになることなど、ほとんどありません。 昨日は、この二つの文章から、私個人の考えについて話を進めました。 続く文章がこちら。 そういう前提で生きていれば、思い通りにならなくてもいちいちイラっとすることもない。むしろ、たまに思い通りになることがあると、わりと嬉しくて思わず「ニコッとする」。大人はイラっとせず、ニコッとするものです。 この文章で使われている表現もいいですね~。楠木建さんは、鋭く断定的な主張の中にも、こうやって洒落っ気のある表現を織り込むのがお上手です。こういう文章を書きたいな~、と改めて思いました。 「基本的に世の中のすべては自分